IGCJを考える会ミーティングメモ - 2018年3月5日
開催日時:(月)13:00~15:00
開催場所:JPNIC会議室
出席者(敬称略):大橋、高村、堀田
事務局:前村、根津、山崎、塩沢(記)
1. 配布資料
資料1 : IGCJ 23アンケート
資料2 : IGCJ 23レポートドラフト
資料3 : テーマのカバレージ状況
資料4 : Japan IGF CG会合メモ
資料5 : 2018 NRI Work Plan
資料6 : APrIGF 2018 Call For Proposals 2018 Guideline
2. 議題
- IGCJ 23の振り返りおよびそれを受けた今後の運営
- IGCJ 24アジェンダ案
- Japan IGFについて
- NRI・APrIGF2018に向けた対応
- IGCJ MLアーカイブ小グループの進め方
- 別アリーナでの議論との連携
3. 議論
3.1. IGCJ 22の振り返りおよびそれを受けた今後の運営
アンケート・考える会メンバーによる振り返り
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IGF 2017の振り返りでは、一人ひとりの発表時間が少し短かったが、
各参加者の視点からみたIGF を振り返ることができ役に立ったという意見がアンケートで示された。
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遠隔参加者からも積極的な発言もあり、
現地参加者と遠隔参加者との双方向で議論ができて有意義だったという意見が共有された。
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約4年間のIGCJの活動を経て、
インターネットガバナンスにかかる議論を行うコミュニティを志して始めた場が、
参加者全員が相互に対等な立場で助け合いながら、建設的に議論を進めるという、
本来のコミュニティのあり方をめざしながら、
暫定的に特定ボランティアが中心となって企画や運営を継続していくことの難しさに直面している。
考える会/事務局の力不足、グローバルなコミュニティの考え方と、
日本におけるコミュニティの在り方の現状のギャップも考慮し、
場のしつらえについて再検討をする時期にきている。
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IGCJ MLアーカイブに関する今後の進め方については、3.5で議論する。
IGCJ23のミーティングメモ
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オンラインでドラフトを確認し、公開予定。英語レポートは今後作成予定。
3.2. IGCJ 24アジェンダ案
資料3に基づき今後のアジェンダと開催時期について検討し、
以下の内容で調整を進めることが合意された。
結論
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開催頻度の変更についてIGCJ 23で提案したところ、
出席者から特に異論がなかったため、
2018年は5月、8月、11月をめどに開催することで合意。
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5月のアジェンダ:一般データ保護規則(GDPR)施行にむけた日本の十分性認定を取り巻く現状や取り組みと、
WHOISのGDPR対応について。
個人情報保護委員会に登壇を確認する(考える会)。
また、開催日時は5月25日(金)とする。
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8月のアジェンダ:著作権法改正とリーチサイトの規制に関する議論について。
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11月のアジェンダ:サイバーセキュリティ関係法制の見直しについて。
登壇者候補は警察庁 生活安全局 情報技術犯罪対策課。
3.3. Japan IGFについて
2018年2月に開催されたJapan IGF CG (Coordination Group) 会合の内容が共有された。
結論
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IGF Japan、IGCJそれぞれの活動への相互の参画や共同開催の可能性などが議論された。
今後継続的に検討していく。
3.4. NRI・APrIGF2018に向けた対応
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IGFのWebサイトで公開されているIGF NRIs 2018に向けたワークプランが共有された。
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Japan IGFとして参加するセッションがあればIGCJからも参加を考える。
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募集が開始されているAPrIGF 2018 Call For Proposals
2018 Guidelineが共有された。
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NRIsセッションのテーマが決まり次第、Japan IGF CGとして対応を検討する。
3.5. IGCJ MLアーカイブ小グループの進め方
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IGCJ MLアーカイブを検討する小グループを募集したところ2名から応募があった。
IGCJ 23やIGCJ MLでの議論も踏まえながら、
アーカイブ公開/非公開を検討する小グループの会合を、
スケジュールに沿って3月から実施することで合意。
3.6. 別アリーナでの議論
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IGCJの認知度向上にむけて、
今後IGCJ会合で取り上げるテーマに関連した団体があれば声掛けを実施する。