IGCJを考える会ミーティングメモ - 2016年10月27日
開催日時:(木)14:00~16:00
開催場所:JPNIC会議室
出席者(敬称略):大橋、高村、橘、堀田
事務局:石田、前村、山崎、奥谷(記)
1. 配布資料
資料1:第15回IGCJアンケート集計結果
資料2:IGCJ 16アジェンダ検討資料
資料3:IGCJへ共有すべき動向・各種意見募集
資料4:日本からのIGF2016参加者用MLのご案内
2. 議題
- IGCJ 15の振り返り
- IGCJ 16のアジェンダについて
- National Regional IGF進捗・今後の対応確認
- IGCJへ共有すべき動向・各種意見募集
- 別アリーナでの議論との連携
3. 議論
3.1. IGCJ 15の振り返り
■IGCJ 15のミーティングレポート
■アンケート:議論の時間が短い
- 毎回出る意見だが、何ができたのか
- スライド上映準備に今回時間がとられた
- 今回は意見を述べやすいようにタイムコントロールを緩めた
結論:
- 次回も話者のタイムコントロールはきちんとして、質疑の部分はあまり厳密に時間を制限しない
■IGCJの動画について事務局からのご相談
相談事項:
- 動画公開にあたり編集・公開の負荷が大きいため、YouTubeへの掲載を検討したい
考える会での議論:
- Creative Commonsで適切に権利設定ができるのであればよいのでは
- YouTubeは動画公開を勝手に止められる(権利者への通知は来ない)ことがあるが、IGCJの議論で実際YouTube基準で廃止につながる内容があるとは考えづらい
- 事前に公募・開催案内時にYouTubeに公開されることを伝えておく
結論:
-
次回IGCJ 16よりこの方法で対応すべく、事務局より提案する
遠隔参加用にWebExは継続するがYouTube Liveも開始することを想定
3.2. IGCJ 16のアジェンダについて
今回テーマ・発表の応募なし。
考える会での議論:
- 次回は、開催時間が限られているため、テーマ・発表を一つに絞る
- 過去のアンケートでの要望に基づくテーマはIoT・セキュリティ、プライバシー等
- グローバルな議論はいずれ日本でも検討されることを踏まえて紹介するとよい
- プライバシーに関する議論はWHOISのプライバシー、法執行機関との連携等のテーマも考えられるがJPOPM 31でも番号資源WHOISの正確性向上を扱う予定なのでテーマが重複する
- IGCJ参加者で動向を追っている人がいることもあり、データプライバシーがテーマ候補の一つとなった
-
AOB候補
- 日本としてのNational IGF登録
- IGF 2016の紹介
- グローバルな場における全体動向の共有
全体動向の共有は、
トピックスを紹介して興味の分野のヒアリングの機会に使う
- 司会は橘さん、National IGF状況は堀田さんより報告(※その後高松さんへ変更)
結論:
- 若手でグローバルな動向を追っているヤフー望月さんに登壇を事務局より依頼する(テーマは要相談)
3.3. National Regional IGF進捗・今後の対応確認
- National IGFとしての登録に向けて、IGF事務局への申請内容をIGF-Japanの方と調整中
- ICANN 57会議で機会を見つけて話をする
3.4. IGCJへ共有すべき動向・各種意見募集
資料3に基づきIGCJ事務局より共有。
多くの動向は、Geneva Internet Platform
(GIP)の月例Webinarおよびニュースレターより収集。
今後の対応:
- 次回IGCJ 17で、時間があればAOBとして共有
3.5. 他の組織との連携
IGCJ設立時にめざしていたことは、
すべてのトピックスをIGCJでカバーするのではなく、
それぞれ専門分野を持つ他の組織と連携する仕組みを設け、
お互いフィードできること。
今後連携を強化したい組織と連携のあり方について議論。
議論:
- 連携するには、IGCJが他の組織にとってのメリットを提示できる必要がある。IGCJの実績としては過去のMeeting Reportからこれまでの議論は抽出できる。各会議のイベントサマリー/エグゼクティブサマリーがあるとわかりやすい。
- 連携を検討したい組織についてブレインストーミングを実施した。
今後の対応:
- IGCJ事務局より、連携を検討したい組織とそれぞれと何ができるかのたたき台を作成